宇美八幡宮では毎月5日の月次祭(つきなみさい)をはじめ、1月の御誕生大祭、4月の子安大祭、10月の放生会大祭など、年間で数多くの祭典を斎行しています。
宇美神楽は藩政の頃より伝わり神楽専任の神職がお祭りごとに奉仕しておりました事が記録されています。時代の推移で一時中断しておりましたが、明治34年の春、当時の神職、青木輪之助氏が氏子各位の協力を得て、神楽座の再興をいたしました。
昭和48年には福岡県の無形民俗文化財の指定を受け、小林作五郎氏(萬代酒造)を会長に町内有志の方々により「宇美神楽保存会」が組織され、神楽座の維持、運営にご協力いただいております。笛太鼓の音と共に素朴で典雅な舞、口上で語られる遠い昔の神話など、観る人を悠久の昔へといざないます。